龍眠寺 (静岡県掛川市) 横須賀藩主・西尾氏の菩提寺

龍眠寺は、1496年現在地より西北1kmほどの樹木ヶ谷に道場として
開創されたのが始まりと伝えられている。
一時は戦乱を避けるために信州へ避難したが、治まり元に戻っている。
1600年代初期に、横須賀藩主・大須賀忠次の命により現在地に
移っている。
1682年西尾忠成が横須賀藩主となると、龍眠寺は西尾氏の菩提寺となり、
以後明治維新まで西尾氏が藩主を務め、お寺も藩主の庇護を受けて
大いに栄えたといわれている。

山門からの参道と姿の良い本堂が一つの風景を成している。
塔頭・如意庵のソテツを探したが見つからず。
(龍眠寺から南1km)

<静岡県のお寺一覧>

(1)寺名:龍眠寺(りゅうみんじ) 
(2)住所:静岡県掛川市西大渕5659
(3)山号:平等山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開基:大樹宗光 (6)開創:1496年 
(7)本尊:聖観音
(8)その他
1)遠州三十三観音霊場第11番
2)横須賀藩主・西尾氏の墓塔:市指定史跡
3)如意庵ソテツ:市指定天然記念物
4)訪問日:2016年11月5日


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                山門近辺

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                 山門

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                 参道

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                 本堂

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                西尾氏墓所


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