名称寺 (奈良県大和高田市)

名称寺の門前には堀の名残が残っているが、これは1570年から
1580年まで続いた本願寺と織田信長との石山合戦において、
1572年から名称寺も本願寺方に参戦した折に構築されたと伝え
られている。
しかし、織田軍に攻められ名称寺も陥落している。
名称寺は、聖徳太子が建立したと伝えられる熊凝精舎の後継寺の
百済大寺の跡地に、1335年本願寺三代覚如上人が和州百済二條
道場として開創したのが始まりと伝えられている。
1455年現在地に移転し、1490年蓮如上人も訪れている名門である。

<奈良県のお寺一覧>

(1)寺名:名称寺(みょうしょうじ) 
(2)住所:奈良県大和高田市曽大根575
(3)山号:吉井山 (4)宗派:浄土真宗本願寺派
(5)開基:覚如上人 (6)開創:1335年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)訪問日:2013年10月21日


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                 外観

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                堀の遺構

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                 山門

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                 本堂


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