阿日寺 (奈良県香芝市) ぽっくり寺
西に二上山を望む小丘に建つ阿日寺の地は、<往生要集>を著し浄土信仰
の契機となった恵心僧都源信の生誕地と伝えられている。
(生誕地については諸説あり)
僧都は942年に生まれ、950年比叡山に入り僧としての修行を行う。
985年往生要集を著し、母の臨終にあたり、母に浄衣を着せ母と共に
念仏を唱え、母は安楽往生されたと伝えられている。
僧都は阿弥陀如来を刻み、念仏を唱えられたといわれ、この阿弥陀如来像
は下の世話をかけずに安楽往生できると人々に伝承された。
この阿弥陀如来像が後に、阿日寺の本尊として祀られたといわれ、
阿日寺を<ぽっくり寺>と呼ぶようになった。
(ぽっくり寺と呼ばれるお寺は全国にあるが、奈良県では恵心僧都が開創
したと伝える斑鳩町の吉田寺が知られている)
<奈良県のお寺一覧>
(1)寺名:阿日寺(あにちじ)
(2)住所:奈良県香芝市良福寺361
(3)山号:光明山 (4)宗派:浄土宗
(5)開創:不詳 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)大日如来坐像:重要文化財 平安時代中期 像高94cm 寄託仏
2)阿弥陀聖衆来迎図:重要文化財 鎌倉時代中期
3)訪問日:2016年3月12日
二上山
参道
山門
境内
本堂

の契機となった恵心僧都源信の生誕地と伝えられている。
(生誕地については諸説あり)
僧都は942年に生まれ、950年比叡山に入り僧としての修行を行う。
985年往生要集を著し、母の臨終にあたり、母に浄衣を着せ母と共に
念仏を唱え、母は安楽往生されたと伝えられている。
僧都は阿弥陀如来を刻み、念仏を唱えられたといわれ、この阿弥陀如来像
は下の世話をかけずに安楽往生できると人々に伝承された。
この阿弥陀如来像が後に、阿日寺の本尊として祀られたといわれ、
阿日寺を<ぽっくり寺>と呼ぶようになった。
(ぽっくり寺と呼ばれるお寺は全国にあるが、奈良県では恵心僧都が開創
したと伝える斑鳩町の吉田寺が知られている)
<奈良県のお寺一覧>
(1)寺名:阿日寺(あにちじ)
(2)住所:奈良県香芝市良福寺361
(3)山号:光明山 (4)宗派:浄土宗
(5)開創:不詳 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)大日如来坐像:重要文化財 平安時代中期 像高94cm 寄託仏
2)阿弥陀聖衆来迎図:重要文化財 鎌倉時代中期
3)訪問日:2016年3月12日
二上山
参道
山門
境内
本堂