種月院 (静岡県島田市) 牧之原茶園の祖・中條景昭の菩提寺

新幹線の傍に建つ種月院は1856年の開創と新しいが、牧之原台地に
拡がる牧之原大茶園の開墾先駆者・中條金之助景昭の菩提寺である。
景昭は幕末の旗本で、徳川慶喜の精鋭隊長として活躍したが、
明治時代になり、1869年幕臣250戸共々牧之原台地に入り、
茶園を開墾整備したが、1896年亡くなり、勝海舟の葬儀委員長の
もと種月院に葬られた。
現在の牧之原大茶園は東洋一の茶園で、静岡茶生産量の40%を
占める規模となっている。

境内には、中條景昭と坂本龍馬を暗殺したといわれる今井信郎の
記念碑が建っている。

<静岡県のお寺一覧>

(1)寺名:種月院(しゅげついん) 
(2)住所:静岡県島田市阪本3371
(3)山号:地福山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開創:1856年 (6)本尊:釈迦牟尼
(7)その他
1)ナギの木:市指定天然記念物 推定樹齢400年
2)訪問日:2016年11月6日


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              ナギの木と本堂

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                 境内


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