崇禅寺 (岐阜県土岐市) 妻木城主の菩提寺

崇禅寺は1354年土岐明智頼重によって開創されたといわれている。
土岐明智頼重は美濃守護・土岐頼貞の孫で、1339年妻木城を築城
し、1351年明智頼兼(土岐氏一族)の養子となり、明智氏を継ぎ
明智城主となっている。
明智光秀はこの明智氏の子孫ともいわれている。
妻木城主はその後、明智氏一族の妻木氏が継いで、
妻木城は1658年廃城となっている。
崇禅寺は妻木城主の菩提寺となり、大いに栄えたといわれている。
土岐市は美濃焼の本場でもあるが、妻木城主が15世紀初頭に美濃焼の
初期窯の普及に力を注いだといわれている。

崇禅寺の佇まいは城主菩提寺としての寺風を残し、現在も名刹として
寺格を保っている。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:崇禅寺(そうぜんじ) 
(2)住所:岐阜県土岐市妻木町55-1
(3)山号:光雲山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)勧請開山:夢窓国師 (6)開山:果山 
(7)開基:土岐明智頼重
(8)開創:1354年 (9)本尊:釈迦如来
(10)その他
1)県指定文化財
  釈迦如来立像:鎌倉時代 清涼寺式 像高80cm
  夢窓国師筆果山条幅:南北朝時代
  此山妙在筆跡:1363年
2)市指定文化財
  総門:年代不詳 伝妻木城遺構
  唐門
  香炉:1648年奉納
  白隠禅師のだるま:江戸時代
  袈裟九条裂交金襴法衣:徳川秀忠よりの陣羽織を法衣に
  他に市指定文化財が6件
3)訪問日:2014年6月14日


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                 総門

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                 山門

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                 山門

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                 唐門

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                イチョウ

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                 本堂

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                 観音堂

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                 開山堂



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