龍澤寺 (福井県あわら市) 庭園

龍澤寺は、1382年地元の領主・小布施義氏が能登・総持寺の梅山聞本を
開山に迎えて開創している。
梅山禅師は足利義満や義持から帰依を受けた高僧で、後に総持寺の
住職となっている。
その後、根本道場として大いに栄えたといわれたが、1575年の織田信長
による越前一向一揆鎮圧による兵火で焼失し、門前町も壊滅している。
なお、お寺の本尊は土で造られた土仏観音であり、その由来が民話で
伝承されている。

本堂に向って左手に拡がる池泉回遊式庭園と枯山水庭園は、前者が
江戸時代後期、後者が室町時代の作庭といわれ、あわら市の
名勝庭園に指定されている。

<福井県のお寺一覧>

(1)寺名:龍澤寺(りゅうたくじ) 
(2)住所:福井県あわら市御簾尾10-12
(3)山号:平田山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:梅山聞本 (6)開基:小布施義氏 
(7)開創:1382年(8)本尊:土仏観音
(9)その他
1)庭園:市指定名勝
2)訪問日:2015年9月22日

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                  本堂

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                  庭園

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