撰要寺 (静岡県掛川市) 横須賀城主の菩提寺

掛川市の遠州灘に近い西大渕にかって存在した横須賀城は、
徳川家康が武田軍に対抗するために、家臣の大須賀康高に
命じて、1578年築城させた平城であった。
1580年大須賀康高は横須賀城主となると、1581年大須賀氏の
菩提寺として撰要寺を開創している。
横須賀城主は大須賀氏2代後、めまぐるしく変わり、1868年廃城と
なっている。
1645~82年の城主・本多利長の菩提寺でもある。

撰要寺の周辺は茶畑が広がり、静かな環境の中に建っている。
山門は横須賀城の不開門が移築されたものである。

<静岡県のお寺一覧>

(1)寺名:撰要寺(せんようじ) 
(2)住所:静岡県掛川市山崎1305
(3)山号:景江山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:岌屋春阿 (6)開基:大須賀康高 
(7)開創:1581年(8)本尊:阿弥陀如来
(9)その他
1)山門:市指定文化財 江戸時代前期
2)真人図:県指定文化財 江戸時代後期 大久保一丘筆
3)大須賀氏墓塔、本多氏墓塔など45基:県指定史跡
4)訪問日:2016年11月6日


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                 参道

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                 山門

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                 境内

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                 本堂

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               大須賀氏墓塔

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                本多氏墓塔

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                 墓塔群

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                 茶畑


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