西教寺 (香川県さぬき市) 奥の院磨崖仏

さぬき市津田海岸を見下ろす火山(260m)裏中腹に西教寺奥の院
がある。
大川町富田東から急坂を登ること30分、小さな奥の院堂が建ち、
その背後の岩に弘法大師空海が一夜で彫ったと伝承される磨崖仏が
少し剥げ落ちた姿で建っている。
その場から見下ろす富田東の風景が、磨崖仏が見続けた風景と
重なり感慨ひとしおのものがある。

山麓に建つ西教寺は奈良時代、行基によって開創され、829年
弘法大師空海によって堂宇が建立されたと伝わる古刹で、高台から
集落を見守っている。
なお、火山山頂まで登ると瀬戸内海が一望できるが、今回の探索では
山頂への登山をできず。

<全国のお寺一覧>

(1)寺名:西教寺(さいきょうじ) 
(2)住所:香川県さぬき市大川町富田東1809
(3)山号:花生山 (4)宗派:真言宗善通寺派
(5)開基:行基 (6)開創:奈良時代前半 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)新四国曼荼羅霊場第8番
2)奥の院磨崖仏:市指定文化財
3)六面石幢2基:県指定文化財 1358年
4)石造笠塔婆:市指定文化財 1336年
5)丁石:市指定史跡 1778年
6)訪問日:2016年9月11日


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                西教寺遠景

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               境内からの眺望

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                 全景

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                 山門

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                 本堂

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                 大師堂

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                 奥の院

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                 磨崖仏

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              奥の院からの眺望


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