安養院 (和歌山県高野町高野山) 高野山子院宿坊

安養院は高野山中央に位置し、高野山大学の東隣にある宿坊で、
金蔵院も同一境内にある。
安養院の開創は不詳であるが、鎌倉時代末期に融通念仏宗の僧・法明上人
が10年間修行し再興したといわれている。
境内には法明上人を祀る法明堂もある。
また、16世紀には中国地方の覇者・毛利元就の帰依を受け、毛利家の
菩提寺にもなっている。
目立たない宿坊であるが、静かな佇まいが好まれている。

<高野山のお寺一覧>

(1)寺名:安養院(あんにょういん) 
(2)住所:和歌山県高野町高野山412
(3)宗派:高野山真言宗高野山子院 宿坊
(4)開創:不詳 (5)本尊:大日如来
(6)その他
1)大日如来坐像:重要文化財 藤原時代
2)文禄三年連歌懐紙:県指定文化財 1594年
3)愛染明王坐像(金蔵院本尊):重要文化財 江戸時代
4)訪問日:2008年7月12日


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                 参道

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                 境内


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