大光明寺 (京都市上京区) 相国寺塔頭

相国寺塔頭の大光明寺は、日本の宮家で最も古く長く続いた伏見宮の
菩提寺である。
伏見宮は、南北朝時代の栄仁親王を始祖として1947年まで約600年続き、
現在の天皇家は初期の伏見宮の系統である。
大光明寺は、1339年後伏見天皇女御の広義門院西園寺寧子が後伏見天皇
の菩提を弔うために、京都伏見の伏見殿の傍らに開創したのが始まりである。
1409年栄仁親王が伏見宮の菩提寺として、大光明寺の塔頭として大通院
を開創し、以降大光明寺は伏見宮の菩提寺となっている。
1614年大光明寺と大通院は相国寺へ移り、相国寺の塔頭となっている。

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(1)寺名:大光明寺(だいこうみょうじ)
(2)住所:京都市上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701
(3)山号:梵王山 (4)宗派:臨済宗相国寺派大本山相国寺の塔頭
(5)開基:西園寺寧子 (6)開創:1339年 
(7)本尊:普賢菩薩
(8)その他
1)京都十三仏霊場第4番
2)羅漢像(画):重要文化財 鎌倉時代
3)通常非公開 特別公開あり

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                 山門

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                 境内


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