白毫寺 (名古屋市南区) 年魚市潟景勝の地

名古屋市熱田区から南区の海浜は、古代では<年魚市潟(あゆちがた)>
と呼ばれ、万葉集にも詠まれている。
愛知県の愛知は年魚市に由来するともいわれる名勝であった。
万葉集の歌
 <年魚市潟潮干にけらし知多の浦に朝漕ぐ舟も沖に寄る見ゆ>
かっては白毫寺から年魚市潟を望め、景勝の地であったといわれ、
芭蕉も何度となく訪れたといわれている。

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                境内入口

芭蕉の句
 <春風や戸部山崎のやねの苔>
現在は、埋め立てのためその面影は全くない。

白毫寺は1570年開創といわれ、万葉歌碑や芭蕉句碑が建っている。

<名古屋市のお寺一覧>

(1)寺名:白毫寺(びゃくごうじ) 
(2)住所:名古屋市南区岩戸町7-19
(3)山号:眉間山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:桂岩昌玖 (6)開創:1570年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)旧年魚市潟展望の地:市指定名勝
2)万葉集歌碑、芭蕉句碑
3)訪問日:2017年4月27日

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                 境内

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                 山門

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                 境内

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                 本堂

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              年魚市潟景勝地碑

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                万葉歌碑

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                芭蕉句碑


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