寺居山五百羅漢 (岐阜県中津川市)

中津川市茄子川の寺居五百羅漢の地には、1775年現中津川市付知町
阿弥陀から阿弥陀堂が移されて建立されていた。
1794年現千葉県市原市の森巌寺16代住職・大蟲越山が引退後、
中津川の知人・中切勝半蔵を訪れ、越山和尚の師・宗龍禅師の遺言に
より五百羅漢の霊場開創の相談をしたところ、松林と岩山の寺居山を
紹介され、五百羅漢建立を発願した。
直ちに尾張藩に許可を求め1798年に許可が下りたが、その時すでに
越山和尚は他界していた。
中切勝半蔵は近隣の村々に勧進を募り、1798年五百羅漢霊場の開山
を落成している。
とこらが、明治時代の廃仏毀釈により霊場は荒れ果てた。
明治41年保存会が結成され、1959年修復が完了し、周辺も整備された。
現在残る石仏は129体であるが、越山和尚の想いが今も伝わってくる。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)名称:寺居山五百羅漢 
(2)住所:岐阜県中津川市茄子川387-4
(3)阿弥陀堂が建つ
(4)訪問日:2016年6月3日


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                 阿弥陀堂


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