桂林寺 (岐阜県下呂市馬瀬) 古木の庭園樹

下呂市北西部を流れる馬瀬川の東岸に建つ桂林寺の境内には、
古木の庭園樹が6本も樹勢を誇っている。
山門左手にはイチイ、山門右手にはコウヤマキ
本堂左手には、手前からカエデ、ヘンパク、サクラ、アオギリと並んでいる。
サクラは上部幹を失っているが生命力を示し、アオギリはイチョウと接近
し過ぎて上部を剪定されている。

桂林寺は1186年天台宗のお寺として開創されたと伝えられ、1494年
蓮如上人に帰依し、浄土真宗のお寺として現在地に再興されている。
その後、馬瀬地区の中核寺院として活躍し、文化財も豊富である。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:桂林寺(けいりんじ) 
(2)住所:岐阜県下呂市馬瀬数河440-3
(3)山号:白雲山 (4)宗派:真宗大谷派
(5)開山:静空 (6)開創:1186年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)本堂:市指定文化財 1767年
2)阿弥陀如来立像:市指定文化財 1738年
3)方便法身尊形(画):市指定文化財 1486年
4)六字名号:市指定文化財 蓮如筆
5)古木
  イチイ:県指定天然記念物 推定樹齢500年以上
  コウヤマキ:市指定天然記念物 推定樹齢300年
  カエデ:市指定天然記念物 推定樹齢400年
  ヘンパク:市指定天然記念物 推定樹齢400年
  サクラ:市指定天然記念物 推定樹齢400年
  アオギリ:市指定天然記念物 推定樹齢100年
6)訪問日:2015年10月4日


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                 全景

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                 山門

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                 本堂

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               本堂横の古木

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                 イチイ

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                 イチイ

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                コウヤマキ

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          左からアオギリ、サクラ、ヘンパク


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