浄光寺 (岐阜県恵那市岩村町)

日本三大山城(岩村城、備中松山城、奈良高取城)の岩村城は、1221年
築城されたといわれ、長きに亘り続き1871年に廃城となっている。
その歴史の中でも、戦国時代の織田信長と武田軍との戦いにおける
<女城主おつやの方>の悲哀物語はあまりにも有名である。
関ヶ原の戦い後の1601年、松平家乗を藩主として岩村城を藩庁とする
岩村藩が成立し、藩主居館を山麓に築き、城下町が形成されていく。
その城下町の一角が<岩村町本通り>として重要伝統的建造物群保存地区
として保存されている。
その保存地区の中央に位置するのが浄光寺である。

浄光寺は、松平家乗が群馬伊勢崎から岩村藩主となって移って来た時に、
それに伴って浄光寺も伊勢崎から岩村北部に移っている。
1649年現在地の城下町へ移転している。
本堂は1769年建造の土蔵形で珍しい構造となっている。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:浄光寺(じょうこうじ) 
(2)住所:岐阜県恵那市岩村町本町336
(3)山号:遍照山 (4)宗派:真宗大谷派
(5)開山:内田祐正 (6)開創:16世紀後半 1601年岩村へ移転
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)本堂:市指定文化財 1769年
  経蔵:市指定文化財 1779年
2)訪問日:2014年6月14日


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               岩村町本通り

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                 山門

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                 本堂

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                 経蔵


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