高蔵寺 (愛知県春日井市) 地名の起源

高蔵寺といえば、高蔵寺ニュータウンを想起するほどに地名が有名である。
大規模ニュータウンとしては、
 大阪・千里ニュータウン(1962年入居開始)
 愛知・高蔵寺ニュータウン(1968年)
 東京・多摩ニュータウン(1971年)
がニュータウンの黎明期を開いている。
その高蔵寺の地名の起源となっているのが、JR中央本線・高蔵寺駅の
近くに建つお寺・高蔵寺である。

高蔵寺は933年に開創されたと伝えられ、一山十二坊の大寺であったと
いわれている。
戦国時代の永禄年間(1558~70年)に兵火に遭い、ほとんどが焼失し、
唯一残った実相坊が高蔵寺の法灯を引き継いでいる。
伽藍も整備され、地名に相応しいお寺の風景を呈し、高蔵寺十徳神巡りの
毘沙門天を祀っている。

<全国のお寺総覧>

(1)寺名:高蔵寺(こうぞうじ) 
(2)住所:愛知県春日井市高蔵寺町北5-1039
(3)山号:燈明山 (4)宗派:天台宗
(5)開基:智蔵僧正 (6)開創:933年 
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)薬師如来坐像:市指定文化財 藤原時代 像高142cm
2)十二天画像:市指定文化財 1574年銘
3)曽呂利惣八所持刀:市指定文化財 室町時代
4)訪問日:2016年2月28日


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                 全景

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                 外観

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                 山門

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                 境内

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                 本堂


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