長谷寺 (長野県上田市) 真田幸村の祖父と父の菩提寺

戦国時代の英雄的武将・真田幸村(信繁)の祖父・真田幸隆と父・昌幸の
菩提寺・長谷寺を訪れたのは霧の深い11月2日であった。
真田氏の郷・上田市真田の山麓へ霧の中を向う。
大河ドラマ真田丸に決定後ということもあって、長谷寺へ向う道路も整備
が進んでいる。
戦国時代の英雄・真田氏の菩提寺が霧の中に包まれ、往時の想像を
膨らませてくれる。

1547年種月庵という草庵を、真田幸隆は真田家の菩提寺として長谷寺
として開創している。
しかし、その後は兵火や火災、災害などによって壊滅的な被害に遭っている。
1622年幸村の兄・信之が松代藩主となり、松代に真田家の菩提寺
となる長国寺が開創される折に、長谷寺の住職が同行している。
幸村の菩提寺も長国寺であるが、供養墓は数ヶ所にあり、長谷寺にも
供養塔がある。

<長野県のお寺一覧>

(1)寺名:長谷寺(ちょうこくじ) 
(2)住所:長野県上田市真田町長4645
(3)山号:真田山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開基:真田幸隆 (6)開創:1547年 
(7)本尊:釈迦牟尼
(8)その他
1)真田幸隆・昌幸の墓:市指定史跡
2)訪問日:2015年11月2日

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                  長谷寺へ

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                  参道

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                  山門

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                  本堂

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                  庭園

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                 墓所へ

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                  墓所

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           左から幸隆夫人・幸隆・昌幸の墓

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                幸村供養塔


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