宝寿院 (愛知県津島市) 津島神社の元神宮寺

宝寿院は、818年頃弘法大師空海が牛頭(ごず)天王社<津島神社>
の脇に、病気平癒を祈願して開創されたと伝えられている。
その後、津島神社の神宮寺として神仏習合の疫病除けの社寺として
多くの参詣者が集まり、門前町もでき津島の核として大いに栄えたと
いわれ、東の津島・西の八坂の牛頭社となった。
明治時代初頭の神仏分離により、津島神社の祭神も牛頭天王から
変わり、宝寿院も分離され、神社の仏像など仏教関係の物も宝寿院
に移された。

現在も本尊薬師如来の疫病除け利益を求める参拝者が多いらしい。
津島神社は津島市のシンボルとなっている。

<愛知県のお寺一覧>

(1)寺名:宝寿院(ほうじゅいん) 
(2)住所:愛知県津島市神明町2
(3)山号:牛頭山 (4)宗派:真言宗智山派
(5)開基:弘法大師空海 (6)開創:818年頃 
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)宝寿院文書:市指定文化財
2)鰐口:市指定文化財
3)訪問日:2015年4月29日


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                津島神社
              <右手に宝寿院>

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                 放生池

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                 参道

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                 本堂

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                 大師堂


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