長法寺 (岡山県備前市) 備前の古刹

備前焼の始まりは、鎌倉時代初期に熊山の麓で生活用器が焼かれ、熊山遺跡
として残されている。
鎌倉~室町時代になって、備前焼の特色が現れている。
備前焼の中心地となった伊部(いんべ)は長法寺古文書の1324年文書で
初めて現れている。
桃山茶陶の時代には、確固たる地位を築いている。
長法寺は伊部の里にあって古刹であり、大茶会が催されている。

長法寺は天平勝宝年間(749~757年)に鑑真和上によって開創された
と伝えられ、報恩大師が備前48ヶ寺に加えたといわれている。
小高い山を背に広い境内を擁している。

<岡山県のお寺一覧>

(1)寺名:長法寺(ちょうほうじ) 
(2)住所:岡山県備前市伊部447
(3)山号:小幡山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開基:鑑真和上 (6)開創:749~757年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)阿弥陀三尊像:県指定文化財 藤原時代 中尊像高113cm
2)本堂:市指定文化財 1770または1776年
3)備前焼欄間獅子:県指定文化財 江戸時代 岡山県備前陶芸美術館に
4)阿弥陀如来石仏:市指定文化財 南北朝~室町時代
5)宝篋印塔:市指定文化財 南北朝時代
6)訪問日:2015年8月23日


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                 遠景

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                 外観

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                 参道

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                 本堂

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                 本堂

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              阿弥陀如来石仏

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                宝篋印塔

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