東雲寺 (静岡県湖西市) 摩利支天

東雲寺の守護神として祀られている摩利支天は、陽炎を神格化した仏教の
守護神で、自在の通力を発揮するといわれ、武士の間では信仰があったと
いわれている。
東雲寺の摩利支天も徳川家康の信仰があったといわれている。
面白いのは、霊山といわれた山の峰に摩利支天の名前をつけて、信仰の
対象としたことであろう。
例えば、木曽御嶽山、乗鞍岳、甲斐駒ケ岳、新潟・八海山などがある。
摩利支天信仰の篤いお寺では、京都・禅居庵、東京・徳大寺などがある。

東雲寺は1250年の開創と伝えられるが詳細は不詳である。
摩利支天大祭が2月第4日曜日に開かれ大いに賑わうらしい。

<静岡県のお寺一覧>

(1)寺名:東雲寺(とううんじ) 
(2)住所:静岡県湖西市神座463
(3)山号:神座山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開創:1250年 (6)本尊:十一面観音
(7)訪問日:2015年6月13日


画像
                 参道

画像


画像
                 参道

画像
                摩利支天堂

画像
                 本堂


この記事へのトラックバック