如来寺 (兵庫県たつの市) 龍野藩主・脇坂氏の菩提寺

たつの市の旧市街地龍野の基礎を築き、醤油などの産業育成を図った
のは、1672年に信濃飯田藩主から龍野藩主に転封となった脇坂安政
である。脇坂氏は明治維新まで龍野藩主を務めている。
安政の先々代・安治は<賤ヶ岳の七本槍>の一人である。
その脇坂氏の菩提寺が如来寺である。
龍野旧市街地は小京都と呼ばれ、観光客も多い。

如来寺は、1356年現在のたつの市神岡町に開創された大義寺が
始まりと伝えられ、1533年現在地に如来寺として開創されたといわれる。
1672年藩主脇坂氏の菩提寺となっている。
鶏籠山を背にして建つ如来寺は小京都龍野のスポットとなっており、
門前には醤油蔵が建ち風景を造っている。
龍野出身で<赤とんぼ>作詞者・三木露風の筆塚が境内に建てられている。

<兵庫県のお寺一覧>

(1)寺名:如来寺(にょらいじ) 
(2)住所:兵庫県たつの市龍野町大手65
(3)山号:松龍山 (4)宗派:西山浄土宗
(5)開山:当案賢正 (6)開創:1533年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)涅槃図:市指定文化財 1651年
2)訪問日:2016年2月11日


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                 参道

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                 全景

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                 山門

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                 本堂

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                千体地蔵

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                三木露風筆塚

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                 鼎の松

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