栄林寺 (三重県名張市)

栄林寺の開創は不詳であるが、当初念仏堂と呼ばれて名張市黒田の法然寺
末寺として存在していたといわれている。
天正伊賀の乱で法然寺は焼失したが、その後念仏堂は栄林寺となった。
法然寺を逆に末寺として大いに栄えたといわれている。
1711年には栄林寺から出火し名張大火となっている。
その後再建され、明治時代になって法然寺も廃寺となり、その寺宝を
管理している。
法然寺跡に小堂があり、そこに安置されている<法然上人供養塔>は
法然の分骨を祀っているといわれている。

栄林寺の境内には芭蕉の句碑や庚申堂がある。

<三重県のお寺一覧>

(1)寺名:栄林寺(えいりんじ) 
(2)住所:三重県名張市本町204
(3)山号:揚柳山 (4)宗派:浄土宗
(5)開創:不詳 (6)中興:1520年頃 浄誉 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)本尊・阿弥陀三尊像:市指定文化財 1609年 中尊像高110cm
  阿弥陀如来立像(法然寺本尊):市指定文化財 藤原時代 像高70cm
2)法然寺供養塔:市指定文化財 1384年
3)芭蕉句碑:市人よ此傘の雪売ふ
4)訪問日:2013年10月27日

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                  山門

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                  本堂

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                 芭蕉句碑

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                 庚申堂

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                法然上人供養塔
                 <説明石板>


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