瑞林寺 (岐阜県美濃加茂市) 柿寺

蜂屋地区にある瑞林寺は別名を柿寺ともいう。
これは、瑞林寺を開創した仁済宗恕が蜂屋の名物・蜂屋柿を室町幕府将軍に
献上したところ、大いに喜ばれ寺領と柿寺の称を与えられたことに由来する
といわれている。
蜂屋柿(堂上蜂屋柿)は千年前の平安時代から蜂屋地区で作られている
干し柿で、糖度が非常に高く日本でも有数の干し柿として知られている。
この柿の木は、蜂屋地区の保存木を接ぎ木した柿に限定されているらしい。

瑞林寺は文明年間(1469~87年)に開創された禅寺である。
蜂屋柿を茶会で食す柿茶会が1月に行われ、各地から茶道愛好家が
訪れるとのこと。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:瑞林寺(ずいりんじ) 
(2)住所:岐阜県美濃加茂市蜂屋上蜂屋9-1
(3)山号:龍雲山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開基:仁済宗恕 (6)開創:1469~87年 
(7)本尊:聖観音
(8)その他
1)本尊・聖観音坐像:県指定文化財 室町時代 像高58cm
  弥勒仏坐像(蜂屋大仏):県指定文化財 室町時代 像高296cm
2)涅槃図:県指定文化財 室町時代
  釈迦十六善神図:県指定文化財 室町時代
  雪潭壁画:市指定文化財 江戸時代後期
3)宝篋印塔:市指定文化財 南北朝時代
4)藤原利隆禁制:市指定文化財 室町時代
5)訪問日:2014年6月14日


画像
                 参道

画像
                 外観

画像
                 外観

画像
                 山門

画像
                 本堂

画像
                 庭園

画像
                 選仏場

画像
                 鐘楼

画像
                宝篋印塔


この記事へのトラックバック