西伝寺 (静岡県浜松市中央区)

天台宗の僧・皇円阿闍梨は日本三大史書<扶桑略記>を撰した高僧で、
また法然上人の師でもある。
この皇円阿闍梨が1169年現在の静岡県御前崎の桜ヶ池で入定したと
いわれ、1176年法然上人は2人の弟子を伴って桜ヶ池へ参詣したと
いわれている。
その帰りに弟子の一人・西伝が草庵を築いたのが西伝寺の始まりと
伝えられている。
本堂前のイブキの木は法然上人の手植えといわれている。
なお、皇円阿闍梨の事は判然としないが、法然上人絵伝が手掛かりと
いわれている。

<静岡県のお寺一覧>

(1)寺名:西伝寺(せいでんじ) 
(2)住所:静岡県浜松市中央区西伝寺町81
(3)山号:源宝山 (4)宗派:浄土宗
(5)開基:西伝 (6)開創:1176年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)イブキ:市指定天然記念物 推定樹齢800年
2)訪問日:2015年6月13日


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                 山門

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                 境内

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              法然上人像とイブキ

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                 イブキ

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                 本堂


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