妙雲寺 (岐阜県川辺町)

飛騨川の畔にある妙雲寺は1537年上川辺の地に開創されたと伝えられ、
1611年川辺の領主で旗本でもあった大嶋光政が現在の中川辺の地に
移し、大嶋氏の菩提寺としている。
大嶋光政は豊臣秀吉に仕えたが、関ヶ原の戦いでは徳川家康に従い、
1611年には川辺の地を与えられ旗本になり、川辺の町造りに貢献している。
妙雲寺は小さなお寺であるが、大嶋氏の位牌堂や墓地が残り、
川辺の歴史散策スポットとなっている。
特に、千体釈迦如来は8月28日のみの公開で、その日には多くの
参拝者があるそうだ。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:妙雲寺(みょううんじ) 
(2)住所:岐阜県川辺町中川辺1525-1
(3)山号:大円山 (4)宗派:法華宗
(5)開創:1537年 (6)本尊:十界曼荼羅
(7)その他
1)大嶋氏位牌堂:町指定文化財 江戸時代
2)千体釈迦如来像:町指定文化財 江戸時代
3)大嶋光政像(画):町指定文化財 江戸時代
  大嶋義唯像(画):町指定文化財 江戸時代
4)大嶋氏菩提塔:町指定史跡
5)訪問日:2015年10月4日


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               飛騨川と愛宕山

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                飛騨川上流

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                 山門

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                 本堂

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               大嶋氏位牌堂


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