達磨寺 (群馬県高崎市) だるま寺

おなじみの<だるま>は全国にあり、地域の名前を冠しただるまが数多く
ある中で、高崎だるまは知名度・生産量ともに日本一である。
この高崎だるまの発祥地が達磨寺なのである。
達磨寺で1月6~7日に行われる<七草大祭だるま市>には数十万の
人が集う盛況で、関東の風物詩となっている。
この<高崎だるま>は、天明の飢饉(1782~88年)の後、1800年
初期に達磨寺住職・東嶽が達磨大師を手本にして木型を作り、農家の副業
として和紙を張らせ、張り子のだるまを七草大祭で売らせたのが始まりと
いわれている。

達磨寺は、1697年前橋藩主・酒井忠挙が中国僧を招いて開創したのが
始まりと伝えられている。(諸説あり)
1712年に曹洞宗から黄檗宗になっている。
1881年の火災で伽藍や文書類なども焼失し、縁起なども不詳な所もある。
ドイツの建築家・ブルーノ・タウトが2年ほど達磨寺で過ごしたことでも
知られている。
<だるま>だけでなく、紅葉などの彩りも見逃せない。

<関東甲信越のお寺>

(1)寺名:達磨寺(だるまじ) 
(2)住所:群馬県高崎市鼻高町296
(3)山号:少林寺 (4)宗派:黄檗宗
(5)開基:酒井忠挙 (6)開創:1697年 
(7)本尊:十一面観音
(8)その他
1)達磨大師立像:市指定文化財 像高85cm
2)洗心亭:県指定史跡
3)訪問日:2015年11月2日

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                 総門

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                 大石段

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                 境内

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                 観音堂

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                 観音堂

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                 本堂

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