一心寺 (岐阜県揖斐川町)

揖斐川の東岸に緩やかな稜線の城台山(城ヶ峰)中腹に建つ一心寺は、
1830年播隆上人が開創し晩年居住したといわれるお寺である。
播隆上人は、1823年北アルプス・笠ヶ岳(2898m)に登り、
翌年山頂に仏像を安置し笠ヶ岳を再興している。
(笠ヶ岳の初登頂は円空上人といわれている。)
1828年槍ヶ岳(3180m)に初登頂し、槍ヶ岳を開き槍ヶ岳
開祖と呼ばれている。
また、播隆上人は円空上人を尊崇し、円空の彫った観音像を背負って
諸国を行脚したといわれている。
一心寺には円空仏観音菩薩立像が所蔵されている。

城台山山頂附近には、1343年築城といわれる揖斐城跡があり、
播隆の森など公園となっている。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:一心寺(いっしんじ) 
(2)住所:岐阜県揖斐川町三輪2924-2-2
(3)山号:城台山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:播隆上人 (6)開創:1830年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)訪問日:2015年5月5日


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                 城台山

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               城台山案内図

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                 参道

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                 観音像

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               揖斐川を望む

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               西美濃を望む

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                 参道

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                 境内

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                 本堂


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