建聖寺 (石川県小松市) 芭蕉ゆかりの寺

奥の細道紀行の途次、1689年7月24日(現代の暦9月7日)
小松に到着した芭蕉は句会を催し、4句を残している。
小松での滞在地の一つといわれるのが建聖寺である。
建聖寺には、芭蕉十哲の一人・立花北枝(この時、金沢で芭蕉を
迎えている)が彫ったといわれる芭蕉木像と芭蕉が背負っていた
つづらが残されている。境内には芭蕉翁塚と句碑があり、門前に
は<はせを留杖ノ地>石柱が建っている。

建聖寺は1568年に開創された後転々と移り、1640年
小松城整備の折に現在地に移転している。

<石川県のお寺一覧>

(1)寺名:建聖寺(けんしょうじ) 
(2)住所:石川県小松市寺町94
(3)山号:永龍山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開基:雪窓祐輔 (6)開創:1568年 
(7)本尊:釈迦牟尼
(8)その他
1)芭蕉木像:市指定文化財 元禄年間 像高18cm
2)仏涅槃図:市指定文化財 1650年
3)芭蕉句碑:<しほらしき名や小松吹く萩すゝき>
4)訪問日:2015年9月22日

画像
                 山門

画像
                 石柱

画像
                芭蕉翁塚

画像
                芭蕉句碑

画像
                 本堂

画像
                 地蔵堂


この記事へのトラックバック