金剛頂寺真光院 (岡山県瀬戸内市) 西寺

瀬戸内のエーゲ海と呼ばれる牛窓の阿弥陀ヶ峰に建つ真光院からの
眺望は、まさしくエーゲ海を想わせる風景である。
真光院は地元では西寺(にしでら)とも呼ばれ、観音院の東寺と、
牛窓東西のお寺となっている。
金剛頂寺は、報恩大師が開創した備前四十八ヶ寺の一つとして
天平勝宝年間(749~757年)に開創されたと伝えられる大寺
であったが、1666年岡山藩の寺社整理によって廃寺とされたと
いわれる。
1696年高野山の金剛頂院の末寺として、残っていた本坊を
真光院として<金剛頂寺真光院>の名で再興されている。

<岡山県のお寺一覧>

(1)寺名:金剛頂寺真光院(こんごうちょうじしんこういん)
(2)住所:岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓4032
(3)山号:室谷山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開基:報恩大師 (6)開創:749~757年 
(7)本尊:十一面観音
(8)その他
1)本堂:市指定文化財 1804年
2)大日如来坐像:市指定文化財 室町時代
  千手観音立像:市指定文化財 鎌倉時代
3)訪問日:2015年8月23日


画像
                牛窓の海

画像
                 全景

画像
                 参道

画像
                 本堂

画像
                 鐘楼

画像
                 眺望


この記事へのトラックバック