般舟院 (京都市上京区) 般舟院陵

応仁の乱(1467~77年)後、後土御門天皇によって現在の
伏見観月橋北に開創されたのが般舟院の始まりと伝えられている。
開創時期の詳細は不詳である。
桃山時代になって、豊臣秀吉の伏見城築城に伴って、現在地に移転
している。
広大な敷地には、般舟院陵があり皇室の庇護を受けていたが、明治
時代に皇室の庇護もなくなり、次第に衰退していった。
2011年には競売され、土地所有者も変わり、全く往時の面影も
ない。

重要文化財の仏像も所有者が変わっている。

<京都市上京区のお寺一覧>

(1)寺名:般舟院(はんじゅういん) 
(2)住所:京都市上京区今出川通千本東入般舟院前町151
(3)山号:指月山 (4)宗派:天台宗
(5)開基:後土御門天皇 (6)開創:15世紀後半 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)旧蔵重要文化財仏像
  阿弥陀如来坐像:平安時代 像高62cm
  不動明王坐像:平安時代 像高82cm
2)訪問日:2007年5月26日

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                 本堂

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                般舟院陵

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