無動寺 (三重県名張市) 名張の名刹

無動寺は弘仁年間(810~824年)に弘法大師によって開創されたと
伝えられ、以降七堂伽藍を備え大いに栄え、伊賀領主の祈願所とも
なった。
1581年織田信長の伊賀攻めで伽藍は焼失したが、1593年には
現在地に再興され、津藩主藤堂家の一門・名張藤堂氏が1636年名張を
治めるようになった後、名張藤堂氏や津藤堂氏の祈願所となり、再び
栄えるようになったといわれている。
また、真言宗中本山としての寺格もあった。

古刹としての風景とともに文化財も多く残っている。
境内には古木も見られる。

<三重県のお寺一覧>

(1)寺名:無動寺(むどうじ) 
(2)住所:三重県名張市黒田902
(3)山号:秀山 (4)宗派:真言宗醍醐派
(5)開基:弘法大師空海 (6)開創:810~824年 
(7)本尊:不動明王
(8)その他
1)本尊・不動明王立像:重要文化財 藤原時代 像高96cm
2)両界曼荼羅:市指定文化財 鎌倉時代
3)阿弥陀如来来迎図:市指定文化財 鎌倉時代
4)十三重石塔:1475年
5)訪問日:2013年10月27日

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                  参道

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                  山門

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                  本坊

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                  参道

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                  本堂

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                 境内から

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                 護摩堂

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                十三重石塔

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                 閻魔堂


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