護念寺 (和歌山県和歌山市)

護念寺は、1508年現在の和歌山市宇治に開創された常福寺が始まりと
伝えられ、1585年に移転した際に護念寺となり、1640年紀州藩主
徳川頼宣が和歌山城南に寺町を設けた時に、現在地に移転している。
和歌山県の一大念仏道場として、大いに栄えたといわれている。

江戸時代後期の南画家で、紀州藩のお抱え絵師であった野呂介石の
菩提寺でもある。野呂の作品には<那智瀑布図>などがある。
寺町に並ぶお寺の風景またよし。

<和歌山県のお寺一覧>

(1)寺名:護念寺(ごねんじ) 
(2)住所:和歌山県和歌山市吹上1-6-8
(3)山号:増上山 (4)宗派:西山浄土宗
(5)開山:雲山意春 (6)開創:1508年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)野呂介石の墓:市指定史跡
2)訪問日:2014年1月24日


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                和歌山城

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                 護念寺


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