隣海院 (静岡県湖西市)

江戸時代に設けられた新居関所の西側、山裾を通る寺道に、隣海院は
ある。
新居関所は1600年、浜名湖入口に近い元屋敷(今切口)に徳川家康
によって設けられ、元禄年間の津波によって罹災し中屋敷へ移転、
1707年宝永地震によって再び現在地に移転している。
新居関所は東海道の重要な関所であり、新居宿も大いに栄えた。
現在残る新居関所遺構は非常に珍しい関所遺構であり、国の
特別史跡になっている。

隣海院は1436年日ヶ崎に開創されたが、宝永地震の被害を受け、
1708年現在地に再興されている。
山門上部に安置されている<ジキジキ像>(レプリカ)は珍しい像である。

<静岡県のお寺一覧>

(1)寺名:隣海院(りんかいいん) 
(2)住所:静岡県湖西市新居町新居1353-1
(3)山号:新居山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:真達将公 (6)開創:1436年 
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)ジキジキ坐像:市指定文化財 江戸時代
2)訪問日:2015年6月13日


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                新居関所

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                 寺道

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                 山門

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                 参道

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                 本堂


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