応賀寺 (静岡県湖西市)

東海道の関所で現存する唯一の関所・新居関所の近くに建つ応賀寺は、
神亀年間(724~729年)に聖武天皇の勅願によって行基が開創
したと伝える古刹である。
弘仁年間(810~824年)には、弘法大師空海が巡錫の折に立ち
寄り、鏡光山応賀寺と名付けたといわれている。
応賀寺に祀られている恵比須神は浜名湖七福神霊場の一つである。

本堂の薬師堂は、室町時代後期に着工されたが、戦国時代に入り
工事が止り、江戸時代前期にやっと完成したといわれる歴史を持っている。
多くの文化財があり、宝物館で拝観できる。

<静岡県のお寺一覧>

(1)寺名:応賀寺(おうがじ) 
(2)住所:静岡県湖西市新居町中之郷68-1
(3)山号:鏡光山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開基:行基 (6)開創:724~729年 
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)薬師堂:県指定文化財 1642年
2)本尊薬師如来坐像:県指定文化財 鎌倉時代中期 像高90cm
  阿弥陀如来坐像:県指定文化財 藤原時代 像高90cm
  毘沙門天立像:県指定文化財 1270年 像高40cm
  不動明王立像:市指定文化財 鎌倉時代
  弘法大師坐像:市指定文化財
  四天王立像:市指定文化財
3)文殊菩薩像(画):市指定文化財
  など他に文化財多し
4)参考
  新居関所跡:国指定特別史跡
5)訪問日:2015年6月13日


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                 山門

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                山門から

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                 境内

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                 不動堂

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               薬師堂(本堂)

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                新居関所


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