元昌寺 (岐阜県多治見市)

甲斐武田氏が1560年代東濃に進出して来た時に、その先陣として
武田一族の若尾元昌が根本砦を城山山頂に築き、居館を山麓に
建立している。
1582年には森長可に従い、1584年の小牧長久手の戦いで、
嫡子の若尾元美が戦死し、若尾氏は農民として根本の里に定着している。
1584年に居館を若尾氏の菩提寺として元昌寺を開創している。
同時に、甲斐から先祖の墓石塔(根本宝篋印塔)を移している。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:元昌寺(げんしょうじ) 
(2)住所:岐阜県多治見市根本町9-157
(3)山号:高社山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開山:絶同 (6)開基:若尾元昌 
(7)開創:1584年 (8)本尊:聖観音
(9)その他
1)根本宝篋印塔3基:市指定文化財 1391年、1414年
2)訪問日:2014年6月14日


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                 参道

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                 全景

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                 山門

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                 本堂

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                 庭園

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               根本宝篋印塔


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