天真寺 (富山県黒部市) 松桜閣と庭園

初代富山県知事・国重正文氏が1883~88年在任中に住宅として
使用したのが松桜閣の始まりで、1891年西田豊二がそれを譲り受け、
現在地に移設して別荘としている。
それと同時に庭園を作庭している。
1931年曹洞宗尼僧・佐々木即妙が一部を譲り受け、本堂を建立し
大休庵としている。
1932年から2年かけて現在の庭園の原型を作っている。
1946年寺号を天真寺と改めている。

2008~14年にかけて松桜閣・庭園の改修工事が行われ、今や
黒部市の名勝となっている。
松桜閣は楼閣風の書院茶室で、北陸の銀閣寺と呼ばれ、庭園は
琵琶湖を模した池を配した池泉回遊式庭園である。

<富山県のお寺一覧>

(1)寺名:天真寺(てんしんじ) 
(2)住所:富山県黒部市舌山2774
(3)山号:大休山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:佐々木即妙 (6)開創:1931年 
(7)本尊:釈迦牟尼
(8)その他
1)松桜閣:市指定文化財 1883年
2)庭園:市指定名勝
3)訪問日:2012年9月16日

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                  表門

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                 松桜閣

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                  庭園

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                  本堂


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