凉雲寺 (岐阜県池田町)

池田山(924m)東南麓に位置する池田町片山附近は、平安時代後期
頃から<寝覚の里>と呼ばれ、鶯の名所として知られていたそうだ。
また、室町時代以降は、西国三十三所観音霊場第33番華厳寺(揖斐川町)
への巡礼道となり、凉雲寺は巡礼者の宿泊処にもなったそうだ。
穴太積みの石垣がこの地域では非常に珍しい。

凉雲寺は、平安時代後期に恵心僧都が天台宗・霊泉庵として開創した
のが始まりと伝えられるが、その後荒廃し、1700年頃地元の有力者
が臨済宗のお寺として再興している。
すぐ近くに、道の駅・池田温泉がある。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:凉雲寺(りょううんじ) 
(2)住所:岐阜県池田町片山2021
(3)山号:臥龍山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開基:恵心僧都 (6)開創:平安時代後期
(7)中興:1700年頃 慧門海和尚 (8)本尊:地蔵菩薩
(9)訪問日:2015年5月5日


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                 池田山

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                 全景

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                参道と石垣

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                 山門

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                 本堂

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              門前から池田町を


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