弘願寺 (奈良県吉野町吉野山) 関屋地蔵

吉野山ロープウェイ山上駅から金峯山寺黒門へと向かう辺りの桜を
<関屋桜>と呼んでいるが、かっては、この辺りに関所があったことから
呼ばれているらしい。
<関屋桜跡>の石碑も建っている。
この辺りに安置されていた1515年造立の地蔵尊を<関屋地蔵>と呼び、
それが黒門を越えて右手に建つ弘願寺に明治時代初期祀られ、
この地蔵尊は歯のことにご利益があると篤い信仰を集めている。

弘願寺は、元は金峯山寺の一坊・上の坊であったが、明治時代の修験宗
排斥にあい、真言宗のお寺として再興されている。

<奈良県のお寺一覧>

(1)寺名:弘願寺(こうがんじ) 
(2)住所:奈良県吉野町吉野山2591
(3)山号:来迎山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開創:不詳 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)阿弥陀如来立像:県指定文化財 1260年 弁貫作
2)訪問日:2016年4月15日


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                 黒門

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                 弘願寺


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