貞松院 (長野県諏訪市)

本堂前のシダレ桜が目立つ貞松院は、諏訪初代藩主・諏訪頼水の正室で、
岡崎藩主・本多康重の長女である貞松院殿の菩提寺である。
貞松院は、1593年諏訪頼水によって開創され、1645年貞松院殿が
亡くなると、2代目藩主・諏訪忠恒は菩提寺として寺名を貞松院として
修復している。
本堂裏手には、貞松院殿の墓所がある。
また、徳川家康六男・松平忠輝の墓所もある。

こじんまりとしたお寺であるが、大名夫人の菩提寺らしく寺格を備えた
風景を漂わせている。

<長野県のお寺一覧>

(1)寺名:貞松院(ていしょういん) 
(2)住所:長野県諏訪市諏訪2-16-21
(3)山号:迎冬山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:無哲 (6)開基:諏訪頼水
(7)開創:1593年 (8)本尊:阿弥陀如来
(9)その他
1)阿弥陀三尊来迎図:県指定文化財 鎌倉時代後期
  阿弥陀如来図:市指定文化財 鎌倉時代
2)毘沙門天立像:市指定文化財 室町時代
  不動明王立像:市指定文化財 室町時代
3)貞松院殿遺品:市指定文化財
  松平忠輝遺品:市指定文化財
4)貞松院殿墓:市指定史跡
  松平忠輝墓:市指定史跡
5)シダレ桜:市指定天然記念物 推定樹齢350年
6)訪問日:2014年9月14日

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                  山門

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                  境内

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                 シダレ桜

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                  本堂

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                貞松院殿墓所


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