来迎寺 (大阪府松原市) 丹南藩主の菩提寺

徳川家康の直参で9千石の旗本であった高木正次は、1623年丹南藩主
として1万石大名となり、来迎寺の隣に陣屋を設けている。
明治維新まで高木氏藩主が続き、来迎寺を菩提寺にしている。
来迎寺は731年に毘沙門院として開創されたと伝えられ、
1131年融通念仏宗開祖の良忍が阿弥陀寺とし、1323年再興され、
1324年来迎寺となっている。
融通念仏宗の中核として大いに栄えたといわれている。
松原市の名刹である。

本堂裏手には推定樹齢が600年といわれるイブキの木があるが、
塀の外から垣間見える。

<大阪府のお寺一覧>
 
(1)寺名:来迎寺(らいごうじ) 
(2)住所:大阪府松原市丹南3-1-22
(3)山号:諸佛山 (4)宗派:融通念仏宗
(5)開基:行基 (6)開創:奈良時代前半
(7)中興:法明 1323年 (8)本尊:阿弥陀如来
(9)その他
1)イブキ:府指定天然記念物 推定樹齢600年 樹高15m

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                 全景

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                 山門

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                 地蔵尊

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                 本堂

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                 観音堂

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                イブキの木


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