西遊寺 (京都府八幡市)

後に東京・増上寺の法主となった感誉上人は、1570年小田原城主・北条氏康の
命を受けて京へのぼり、行基が開創したと伝わる橋本寺に留まり、
橋本山から現在地に橋本寺を移し浄土宗の寺として開創したといわれている。
その後、感誉上人の西国遊歴にちなんで西遊寺としたといわれている。

この地は淀川を挟んで天王山の向いにあり、秀吉が光秀との戦いの際に
住職に湯を所望したところ白湯ばかり出され<湯たくさん茶くれん寺>と
呼ばれたとの伝承がある。
この伝承は、京都市上京区浄土院や姫路市・法輪寺などにもある。
もと遊郭の街・橋本駅前にあり、保育園を経営している。

<京都府南西部のお寺一覧>参照

(1)寺名:西遊寺(さいゆうじ) (2)住所:京都府八幡市橋本中ノ町46
(3)山号:普現山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:感誉存貞 (6)開創:1570年 (7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)伝帝釈天立像:市指定文化財 10世紀 像高148cm

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                        標石

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                        山門

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                        本堂

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