宝樹寺 (富山県富山市)

富山県と岐阜県の県境にあって、宮川から神通川となる東山麓の山深い
東猪谷に端然と建つ宝樹寺は、その開創は不詳であるが、1505年頃
真言宗から浄土宗のお寺として再興されたと伝えられている。
1816年遊行念仏僧として高名を馳せた徳本上人が立ち寄り、県内最大
といわれる六字名号石仏塔を残している。
徳本上人は全国遊行し念仏の奥義を悟ったといわれ、江戸では庶民から
大名まで帰依を得たといわれている。
特に大奥女中の帰依は深かったといわれている。

<富山県のお寺一覧>

(1)寺名:宝樹寺(ほうじゅじ) 
(2)住所:富山県富山市東猪谷1596
(3)山号:猪谷山 (4)宗派:浄土宗
(5)開創:不詳 (6)中興:深誉栄海 1505年頃 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)徳本上人六字名号石仏碑:1816年
2)訪問日:2012年9月15日

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                 参道

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                 本堂

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               六字名号石仏碑


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