来迎寺 (京都府向日市物集女) 種子両界曼荼羅板碑

来迎寺が位置する物集女(もずめ)の地名は平安時代初期に見られ、
京都でも由緒ある地名なのであろう。
来迎寺は寛正年間(1460~66年)に開創されたと伝えられている。
来迎寺には、明治維新に廃寺となった光勝寺の寺宝が移管されている。
その中でも、種子両界曼荼羅板碑は全国的にも珍しく、来迎寺の板碑は
石棺蓋を材料として彫られている。
南北朝時代の板碑で向日市の文化財に指定されている。

<京都府南西部のお寺一覧>

(1)寺名:来迎寺(らいごうじ) 
(2)住所:京都府向日市物集女町御所海道25
(3)山号:紫雲山 (4)宗派:西山浄土宗
(5)開山:錦空 (6)開創:1460~66年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)阿弥陀如来坐像:市指定文化財 11世紀末 像高53cm
  薬師如来坐像:市指定文化財 12世紀末 像高51cm
2)種子両界曼荼羅板碑:市指定文化財 南北朝時代
3)宝篋印塔:1348年
4)訪問日:2015年1月18日


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                 全景

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                山門と本堂

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               宝篋印塔と板碑


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