影現寺 (奈良県葛城市) 柿本人麻呂の墓碑

万葉集の第一の歌人、歌聖ともいわれる飛鳥時代の柿本人麻呂
の生没年は確定的でないが、660~720年頃と考えられ、
石見国(島根県)で亡くなったといわれている。
770年石見から改葬して、社殿を建て人麻呂を祀る柿本神社
が葛城に開創されたと伝えられている。
858年柿本神社の境内に別当寺として開創されたといわれる
のが影現寺である。柿本人麻呂を祀る神社は他に
兵庫県明石市、和歌山県海南市、島根県益田市などに柿本神社
がある。

柿本人麻呂の歌
<あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む>
<春楊葛城山にたつ雲の立ちても坐ても妹をしそ思ふ>境内に歌碑あり

<奈良県のお寺一覧>

(1)寺名:影現寺(ようげんじ) 
(2)住所:奈良県葛城市柿本161
(3)山号:柿本山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開山:真済 (6)開創:858年 
(7)本尊:十一面観音

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                柿本神社

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                 山門

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                 本堂

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               柿本人麻呂墓碑

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                 歌碑

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                 歌塚


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