浄蓮寺 (三重県津市芸濃町) 石山観音

津市最北端の鈴鹿CCゴルフ場の北外れに、石山観音と呼ばれる40数体の
磨崖仏が集積する公園(石山観音公園)がある。
古いものは鎌倉時代末期まで遡り、新しいものは江戸時代末期のものまで、
長い期間に亘っている。
江戸時代初期以降、浄蓮寺の別坊・浄蓮坊がこれらの石山観音磨崖仏を
護ってきたといわれている。現在は津市が管理している。
浄蓮寺には、<聖観音磨崖仏>のモデルとなった唐招提寺・聖観音の
模写が残っており、貴重な資料となっている。

石山観音公園は散策のスポットとして拝観者も多いらしい。

<三重県のお寺一覧>

(1)寺名:浄蓮寺(じょうれんじ) 
(2)住所:三重県津市芸濃町楠原497
(3)山号:旧石山 (4)宗派:天台真盛宗
(5)開創:不詳 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)聖観音立像(画):県指定文化財 唐招提寺・聖観音の模写
2)参考
  石山観音の内、次の三体磨崖仏が県指定文化財
  阿弥陀如来磨崖仏:鎌倉時代末期
  地蔵菩薩磨崖仏:鎌倉時代末期~南北朝時代
  聖観音磨崖仏:1848年
3)訪問日:2013年9月29日


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              阿弥陀如来磨崖仏

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               地蔵菩薩磨崖仏

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               聖観音磨崖仏

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               谷底の磨崖仏

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                 山門

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                 本堂


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