専念寺 (大阪市東淀川区)

淀川と神崎川に挟まれた東淀川区の住宅密集地に幼稚園を経営する
専念寺には、大阪市の文化財に指定されている3躯の仏像がある。
その内の大日如来坐像と十一面観音立像は、かって東淀川区に存在した
巨刹三宝寺の旧仏と考えられている。
三宝寺は文治年間(1185~1190年)に開創された達磨宗(初期の禅宗)
の本山として栄えたが、16世紀中頃兵火により廃寺となっている。

専念寺は、1643年に天満の専念寺三代住職の隠居寺として開創されたと
いわれている。

<大阪市のお寺一覧>参照

(1)寺名:専念寺(せんねんじ) 
(2)住所:大阪市東淀川区小松3-5-15
(3)山号:高浜山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:諦誉雲渓 (6)開創:1643年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)本尊・阿弥陀如来坐像:市指定文化財 藤原時代 像高70cm
2)大日如来坐像:市指定文化財 藤原時代 像高100cm
  十一面観音立像:市指定文化財 藤原時代 
3)訪問日:2014年10月14日

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                 山門

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                 境内


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