西室院 (和歌山県高野町高野山)

816年弘法大師空海は、嵯峨天皇の勅許で高野山の地に寺院建立を開始
するが、山中の工事だけに、少しの堂宇の建立と中院(空海住坊)、東室、
西室、北室を建立したと伝えられている。
空海他界後、弟子の真然が伽藍を整備したといわれている。
西室が今日の西室院の始まりと伝えられている。

西室院には、源頼朝の三男・貞暁が建立したと伝わる源三代の供養塔
があるが、貞暁が1223年高野山に開創した寂静院に建立した供養塔と
いわれている。

<高野山のお寺一覧>

(1)寺名:西室院(にしむろいん) 
(2)住所:和歌山県高野町高野山697
(3)宗派:高野山真言宗 金剛峯寺子院
(4)開基:弘法大師空海 (5)開創:800年代初期 
(6)本尊:不動明王
(7)訪問日:2008年7月12日


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                 参道

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                 山門

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                 玄関

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                 本堂


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