高讃寺 (愛知県常滑市) 知多四国霊場第61番

高讃寺は天武天皇の勅願により684年開創されたと伝えられる古刹で、
かっては知多四国霊場43番岩屋寺、82番観福寺とともに知多三山と
呼ばれる名刹である。
堂宇も300以上の大伽藍を備えていたが、幾度かの兵火などで伽藍を
失い、南の坊一院を残すのみとなった。

本尊聖観音は東日本に見られる鉈彫りで、知多では珍しい様式である。
紅葉・椿など多彩な花木が迎えてくれる名刹である。

<知多四国霊場のお寺>

(1)寺名:高讃寺(こうさんじ) 
(2)住所:愛知県常滑市西阿野阿野峪71-1
(3)山号:御嶽山 (4)宗派:天台宗
(5)開基:行基 (6)開創:684年 
(7)本尊:聖観音
(8)その他
1)知多四国霊場第61番
2)聖観音立像:県指定文化財 藤原時代 像高154cm
  阿弥陀如来立像:県指定文化財 藤原時代 像高85cm
  金剛力士立像2躯:県指定文化財 鎌倉時代 像高302cm
3)椿:市指定天然記念物 推定樹齢350年以上
4)訪問日:2013年3月17日


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                 参道

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                 山門

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                 仁王像

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                 参道

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                 境内

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                  椿

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                 本堂

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                 弘法堂


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