小山寺 (岐阜県美濃加茂市) 小山観音

飛騨川と木曽川が合流する手前の飛騨川に浮かぶ巨岩の上に建つ観音堂
に祀られている馬頭観音は小山観音と呼ばれ篤い信仰を集めている。
平安時代末期、木曽義仲の母・若名御前が信州から京へ向う途中に、
美濃加茂の山本で病死したことを知り、義仲は当地へ来りて、母の菩提
を弔うために巨岩の上に堂宇を建て、母の念持仏・馬頭観音を祀ったと
伝えられている。
下流にダムが建設され巨岩は川中島となり、観音橋が架けられている。

1657年観音堂をお寺として開創され、川岸に本坊が建っている。
飛騨川と観音堂、観音橋の織りなす風景が小山観音として市の名勝と
なっている。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:小山寺(しょうざんじ)<通称:小山観音>
(2)住所:岐阜県美濃加茂市下米田町小山104
(3)山号:仁慈山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開基:木曽義仲 (6)開創:平安時代末期 
(7)本尊:馬頭観音
(8)その他
1)小山観音:市指定名勝
2)訪問日:2014年6月14日


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                 観音橋

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                観音堂遠景

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                観音橋参道

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                 飛騨川

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                 観音堂

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                 本坊


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