大神宮寺 (三重県津市) 御倉堂

大神宮寺の寺領であった津市安濃町神田から伊勢神宮に献納される米を、
現在も残る古枡で計量して送っていたことから、大神宮寺本堂を御倉堂と
呼んでいる。
御倉堂は再建を繰り返し、現在の御倉堂は1634年再建と考えられている。
津市内では最古の木造建築物といわれている。

大神宮寺は745年開創と伝えられているが詳細は不詳である。
江戸時代には津藩主の庇護もあり、大いに栄えたといわれている。
現在は境内も縮小しているが、古の面影は御倉堂と寺宝に残っている。

<三重県のお寺一覧>

(1)寺名:大神宮寺(だいじんぐうじ) 
(2)住所:三重県津市納所町903
(3)山号:天照山 (4)宗派:真言宗御室派
(5)開基:行基 (6)開創:745年 
(7)本尊:十一面観音
(8)その他
1)本堂(御倉堂):市指定文化財 1634年
2)聖観音立像:市指定文化財 藤原時代 像高71cm
3)三十六歌仙扁額36面:市指定文化財 1643年
4)古枡4個:市指定有形民俗文化財 桃山~江戸時代
5)訪問日:2013年9月29日


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                 山門

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                 本堂

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                 扁額


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