蓮華寺 (岐阜県関市) 源頼政の菩提寺

1180年源頼政は後白河天皇の第三皇子・以仁王と結んで平家打倒
の挙兵をあげたが、宇治平等院の戦いで敗れ自害している。
首級を頼政の伯父・山県国直の居地である美濃植野の地に家臣が葬った
といわれている。なお、頼政の墓は平等院にある。
この挙兵が源平合戦の始まりとなっている。
源頼政の辞世の歌
 <埋木の花咲く事もなかりしに身のなる果はあはれなりける>

蓮華院は、頼政の菩提を弔うために国直の妹が開創してと伝えられ、
1666年再興されている。
頼政の法名は<蓮華寺建法澤山頼圓>で、蓮華寺とされたといわれている。
頼政の首塚はその時に建てられたといわれている。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:蓮華寺(れんげじ) 
(2)住所:岐阜県関市植野810
(3)山号:金光山 (4)宗派:真言宗智山派
(5)開基:山県国直の妹 (6)開創:1180年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)石河家墓所:市指定史跡
2)訪問日:2013年9月9日


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                 全景

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                 山門

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                 本堂

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                頼政首塚


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